小さな叫び。

うちはばぁちゃんに涙を見られないように

傷つけられてない腕で拭った。

ばぁちゃんには見られたくない。。

なぜそう思ったのかその頃は本人もわからなかった。



「ゆみぃちゃん なにされた。」
ばぁちゃんはうちを『ゆみぃちゃん』と呼ぶ。

「うぅんっ!なんにもっ!
あっ ばぁちゃん暑いから早く帰ってアイス食おっ♪」

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