好きなんです。

『お前さあ、、そんなに一人で抱えこんで
誰にも相談しないで生きてきたのか・・?

辛かっただろうな・・』

なんでそんな、優しい顔で見るの・・?
そんな顔されたら、、

あたし、、

急にそんなこと言われて何かが
プツんとキレた音がした、。

「ふぇ・・そ、んな優しくしないで
くだ・・さい。あたし、、ふえーんっ泣」

涙が止まらない。
今まで我慢してきたものが
全部開放された気分になった。

そのとき、、

ふわぁっ・・

えっ・・・

急に腕をひかれて、抱き寄せられ、、

『なんか、お前見てるとほっとけなくなるな、、
俺も協力してやるから、、一人で抱え込むな。』

あたしは、この言葉を聞いて、
初めて、人を信じたいと思った。

この気持ちなんだろう。

『だから、俺を信じてくれ、』

「ありがとう・・ございます。
あたし、あなたに出会えてよかったです!」

「だから、これからもよろしくお願いします!」

今までにないくらいの笑みを向けて、
この日は帰っていった。

あっ!そういえば、、
名前聞いてない!

まっ。明日聞けばいっか*
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