He kept loving to her.
第①章

★朝のスタイル☆

「中2かぁ~」なんて思いながら学校に登校。

中学校の3年間はかなり短かった気がする。

何故ならあたしは2年間恋をし続け息を抜く暇もなかったからだ。

あッ!自己紹介が遅れました。

あたしの名前は璃菜。

自慢ではないがあたしはかなりもてる。

でも自分ではどこがいいのかまったく分からないぐらい普通だ。

別にかわいい訳でもなければ特別背が高い訳でもない。

逆にかなりのチビだ。

そこが男子にはうけるのかもしれない。

あたしがもてているということを証明しよう。

証明出来るものは今まで付き合った彼氏の人数だ。

気になる彼氏の人数は……22人☆。

「まぁあたしの今までの彼氏の人数なんて誰も興味ないよね↓」

そうそうあたしは独り言が多い。

そんなことも興味ないか…↓

どうこう言っているうちに学校に到着。

通路を歩いていると前から誰かが走ってきた。

『おはよ~~♬』

「おはよ~☆」

今声を掛けて来たのは今彼の汰玖。

汰玖は誰にでも優しくイケメンなのでかなりもてる。

彼の密かなあだ名は【王子】

何故なら彼は・・・・・背の高さ◎優しさ◎イケメン度◎頭の良さ◎とにかく
王子になれるような素質をすべて持っている。

そんな彼と付き合ったのはちょうど1週間前のこと。

彼があたしに告白をしたのだ。

最初はあたしもみんなもかなり驚いたけど今はみんなも公認済み。

『今日も一緒に帰ろうな!!』

「了解^^」

こんな登校の仕方&会話があたしの朝のスタイルだ。








         
     
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