【完】キスしてッ! -年上甘々☆溺愛カテキョ-







うぅ…言えない…。




有無を言わせないような顔の舜くんを見て、ゴクッと唾を呑む。




実は、お腹すいちゃったんだよね…。




だ、だって、いつもだったらこの時間、アイス食べてのんびりテレビ見てる時間なんだもん!




お弁当だけじゃ、おなかすいちゃうよ!!




腕に付けていた時計に目をやると、3時20分を指していた。




ほら、世の中の皆様のおやつの時間ってやつ。




私だって、欠かさずアイスか大福食べる時間なんだから!




言おうかどうしようか迷っていると、舜くんが急かしてくる。




「なんかあるなら言えよ」




…そう言ったのは、舜くんだからね!




私は腹をくくって言った。











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