《短》屋上の奇跡【完】



わたしは、横になった状態のまま、抱き締められていた。



かぁぁ///



顔が熱くなる。



「あのっ…ごめんなさ…」



わたしはその場から退こうとすると、腰に回っている腕を強くされて…動けなかった。



「名前は?」



「…山下希、です」



自分の名前を言う時が1番好き。



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