Memories



 一人で原因を考えていたら、



 「渡瀬さんはどうする?」



 あたしは”渡瀬さん”なんだ…



 「渡瀬さん…?」


 『…え、あっ…えッ!?』


 「渡瀬さんは係、何がいい?」


 『あ…あたしは、余ったのでいいよ』


 「じゃぁ、俺と食事係やろ?」


 『へっ!?』


 「俺とじゃ嫌…?」



 その顔は…断れるはずがない…


 『い…嫌じゃない…』


 「よしっ、じゃあ決まり☆」


 「じゃぁ、残りの保健係は中野ね」


 「OK」


 「じゃぁ、これ提出してくるわ」



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