Memories
『理彩は、冨田くんだっけ…』
「うん!!」
『いつから好きなの?中1?』
「……小学生」
『え…?』
「……実は小学5年の時」
『長っ!?』
小学5年生!?
って事は、3年間も片思いしてるって事ッ!?
「でしょ?」
理彩は照れながら笑った。
ちょっと可愛いと思った。
けど…今はそれどころではない。
『”でしょ?”じゃない!!じゃぁ理彩は今まで、好きな人がいるのに他の人と付き合ってたって事!?』
「瑠歌…声大きい」
さっきの貴方もですけど…
だが…ここは、素直に謝る。
『ごめん…』