神崎探偵事務所へようこそ!!


ま、やり方はどうであれ
裏帳簿は手に入れたんだもん


今回の収穫は上々…だよね??





ニッコリ笑いながら


「おつかれさま、聖ちゃん」


と聖ちゃんに声をかけると


「おう、ありがとな、ミュー!!」


聖ちゃんもニコニコしながら
私の頭をグリグリと豪快に撫でる。






そしてまた来た道をトコトコと歩いていると




「うみゃぁぁぁ~。」




聞き覚えのある声が
塀の上から聞こえてきた。





――ま、まさかこの声は~~~!!!




驚いてフッと振り返ると
そこにいたのは
金色の首輪をつけた
銀色のデブネコ





「え、エリザベス~~~っ!!?」





< 189 / 248 >

この作品をシェア

pagetop