神崎探偵事務所へようこそ!!
そう言って
キュートでセクシーなウィンクを放つ
ミキちゃんはまさに女神。
「ほんとに??
ほんとに手伝ってくれる??」
ねぇねぇとせがむように、ミキちゃんに問いかけると
「うん、手伝ってあげる。
応援してるから、頑張って!美優!」
そう言ってミキちゃんはニッコリと微笑む。
ぱあぁぁぁぁ~!
薄暗い暗闇から一気に明るくなる私の世界。
まるでお花畑でスキップしてる気分
「ありがとう!ミキちゃん!!
ミキちゃん、だぁいすき!!!」
ミキちゃんの左腕ににギューっと抱きついて、感謝の言葉を口にすると
「ふふっ。私も美優がだーいすき♪」
そう言って
ミキちゃんは私の頭のてっぺんにチュッと軽くキスをした。
そして学校に着いて、
教室に入って開口一番
「真理!!私、遊園地に行くから!!」
「はぁ??」
「ミキちゃんが味方になってくれたの!
だからきっと大丈夫!!」
親友・真理にそのことを伝えた。
真理は複雑そうな顔をしていたけれど、
「美優と遊園地だなんて初めてだモンね!
任せといて!!最高のメンズをそろえて見せるから~!!!」
とっても喜んでくれて、シュタタタタと高速で南風高校の男友達にメンバー決定の報告メールを送ってくれた。