神崎探偵事務所へようこそ!!
「アンタ、極度のブラコンなんだろ??
マジでキモチ悪いわ!!
どーーーせ、アンタみたいなオンナを愛してる兄貴もたいしたことないヤツラなんだろうケドさ!!」
ブッチーーーーーーン!!!
そこまで言われて
私の頭の血管は完全にブチ切れて
制御不能。
「アンタ…黙って聞いてりゃ
好き放題言いやがって……」
駿くんに向かってゆるゆると足を進めながら
私はガッとヤツの首元を思いっきり掴む。
「ガッ…、カハッ…!!」
怒る私に
苦しむクソオトコ
私が思いっきり掴んだのは頚動脈(ケイドウミャク)
『いいかー、ミュー!!
危なくなったらココを思いっきり掴め!苦しくて息できなくなるからな!!
そんで、危害をくわえてきたのがオトコだったら……』
「苦しい?そりゃそうよね~。
頚動脈掴まれてるんだもん。
でも…安心して?
すぐ楽にしてあげるわ。」
私はニーッコリと妖艶に微笑むと
膝を思いっきり上げて
「うぎゃぁぁぁっ!!」
駿くんの股間を蹴り上げた。