誰よりも君が。





でも、
全く高校生にもなって追いかけっこなんて馬鹿らしい。

と思った。





ぼーっと歩いていたら男の方の相沢くんと私がぶつかってしまった。





「わ、悪い‼

大丈夫?」





そう言って私に手を差し伸べてくれた。





その顔にその笑顔にドキッとしてしまったんだ。





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