強引男児
「きゃー!やだっ‥なんでぇ‥」
「なんで赤神先輩‥」
私は小声で
「ちょっと!どういうつもりですか?」
「なぁに、心配いらない。」
「はぁ?」
ヤンキーはドヤ顔で言い放ち
教室まで私を送った。
「じゃ!帰りはここで待ってろ。」
というと行ってしまった
「(えー‥、私にだって用事
あんだけど‥)」
「ふふっ、繭美さんっ!
おはよう。」
クラス1可愛い(らしい)女が
私に話しかけてきた
もちろん 初めての会話
「どーも。」
水筒を取り出し
気を紛らわすように飲んだ
「昨日は、あの後一晩共に過ごしちゃったのかしら?」
「ぐふっ‥こほっごほっ」
思わず吹き出してしまった。