強引男児






「あ、気取り女が生きてるぞ」

「後ろに赤神先輩…?」



ざわついてきた教室をよそに

強引ヤンキーは、私に触れた。


急に視界が天井ちょっと右にヤンキー

……これは、お姫様抱っこの体勢だ!



「ぎゃ、ちょっと!なにすんですか!」

「逃げるからこうしている。」



教室内は、


「赤神先輩っ…なんでぇっ?」

「は、え!ちょっとどういう!?」



そんなセリフは私のであって。




「離してください!」

暴れて降りようとしても
なかなか無理なわけで


「黙ってろ、動くな。
パンツ見えるぞ?」

「はっ!?有り得ないっ!変態!」



とヤンキーのされるがままに

連れて行かれたのだった





「ぎゃー!」




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