マイハニー
私はおそるおそる誇張した部分に手を置いた。熱い・・・。
お兄ちゃんの喉がこくりと鳴った。


「ここ・・・こんなになってる・・・」

「サヤのせいだからな・・・」

「・・・そう、なの?」

「オマエじゃなかったら・・・とっくに犯してる・・・」

「・・・うん」

「・・・なぁ?」

「・・・なに?」

「このままじゃ、押さえ切れない・・・」

「・・・私、どうしたら・・・いい?」

「手で・・・やって・・・なんて、嘘、冗談」


お兄ちゃんは冗談めかして言ったけど、
私は「いいよ」と答えた。
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