マイハニー
部屋に入り、貪り合うようなキスをしながらお互いの服を脱がせ合う。
下着だけ身に付けた格好になりベッドに倒れ込んだ。


「サヤ・・・嫌だったら言っていいよ・・・」

「大丈夫・・・」

「・・・よかった。禁欲生活長かったから・・・断られても襲ってたかも・・・」

「・・・うん」

「ずっとこうしてたかった・・・サヤのことばっか考えてしまって・・・
 どうにかなりそうで・・・ヤバかった・・・」

「お兄ちゃん・・・が・・・好き・・・」

「俺も・・・」


背中に手を回し、ブラジャーのホックを外される。
ゆっくりとストラップを下ろして、露わになった胸に顔を埋める・・・。
消えた痣のあたりをお兄ちゃんの指がなぞる。


「ここ・・・消えてる・・・」

「うん・・・」

「また・・・付けていい・・・?」

「・・・消えちゃった時・・・淋しかったよ」

「サヤ・・・日に日にオマエの存在が大きくなる・・・」

「・・・今度は消える前にって言ったのに・・・ずっとほったらかしにされた・・・」


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