マイハニー
意識が戻ってみるとベッドの上に横たわっていた。
起き上がろうとしたら、
水着を着ていて思わずカァッと恥ずかしくなり
毛布を胸まで持ちあげた。
私、助かったんだ…。
その時、ドアが開いて、
首からタオルをかけ、スイミングパンツを履いたお兄ちゃんと
白衣を着た女性が入ってきた。
「気付いたか?」
「うん…ここは…?」
「医務室、オマエ足吊ってプールで溺れたろ」
「ああ、そうだったんだ・・・なんでお兄ちゃんがいるの?」
「たまたま来てたんだよ」
「じゃ、俺連れて帰りますんで」
お兄ちゃんが白衣を着た女性にお礼を言い
また不安そうな顔でいる私の方を見た。
「大丈夫?立てる?」
「ん…平気」
「着替え、一人でできるよな?」
「あ、当たり前でしょ」
「ハハッ、じゃ俺も着替えるから、ロビーでな」
私はベッドから身を起こし
立ち上がろうとしたら
ガクンと、転びそうになり、
身体に力が入らない。
「しゃーないな、ったく」
お兄ちゃんは背を向けて、しゃがみこんだ。
私は「???」ってな顔をしてたら
「ほらおぶってやっから」
と急かされる。
私は恐る恐るお兄ちゃんの肩に手をかけ、
身を寄せると、私をおんぶして立ち上がった。
起き上がろうとしたら、
水着を着ていて思わずカァッと恥ずかしくなり
毛布を胸まで持ちあげた。
私、助かったんだ…。
その時、ドアが開いて、
首からタオルをかけ、スイミングパンツを履いたお兄ちゃんと
白衣を着た女性が入ってきた。
「気付いたか?」
「うん…ここは…?」
「医務室、オマエ足吊ってプールで溺れたろ」
「ああ、そうだったんだ・・・なんでお兄ちゃんがいるの?」
「たまたま来てたんだよ」
「じゃ、俺連れて帰りますんで」
お兄ちゃんが白衣を着た女性にお礼を言い
また不安そうな顔でいる私の方を見た。
「大丈夫?立てる?」
「ん…平気」
「着替え、一人でできるよな?」
「あ、当たり前でしょ」
「ハハッ、じゃ俺も着替えるから、ロビーでな」
私はベッドから身を起こし
立ち上がろうとしたら
ガクンと、転びそうになり、
身体に力が入らない。
「しゃーないな、ったく」
お兄ちゃんは背を向けて、しゃがみこんだ。
私は「???」ってな顔をしてたら
「ほらおぶってやっから」
と急かされる。
私は恐る恐るお兄ちゃんの肩に手をかけ、
身を寄せると、私をおんぶして立ち上がった。