マイハニー
すれ違いの気持ち
食事の後は、お風呂に入って、お兄ちゃんの部屋で、雑誌を読んだり、
テレビを観たりしてくつろぐ。
お兄ちゃんはデスクでネットを立ち上げ、
オンラインゲームをしていた。
時計のカチコチいう音だけが響いた。
ベッドにいる私の方を振り向いて「いつ部屋に戻るの?」と聞いた。
「今日ここで泊まる」
「だめだって」
「いいじゃーん」
「自分の部屋で寝ろ」
「何よ、ケチ」と膨れた私を一瞥し、
またオンラインゲームに集中し始めたお兄ちゃんに
「最近冷たいねー」と言ってみた。
「そっかなー」とパソコンに向かったお兄ちゃんからは素っ気無い声が返ってくる。
「そうだよ」
「気のせいじゃね?」
さっきから私の方を見ないでゲームばかりやっているお兄ちゃんに
だんだん腹が立ってくる。
私はベッドに座って、パジャマの上を脱ぎ始めた。
「おい、何やってんだよ」
「やろーよ」
「・・・着ろよ」
「やだ」
上着のボタンが全て外された時、
お兄ちゃんの部屋をノックする音が聞こえた。
慌てて、布団の中に隠れる。
お兄ちゃんも布団に入り、誤魔化した。
テレビを観たりしてくつろぐ。
お兄ちゃんはデスクでネットを立ち上げ、
オンラインゲームをしていた。
時計のカチコチいう音だけが響いた。
ベッドにいる私の方を振り向いて「いつ部屋に戻るの?」と聞いた。
「今日ここで泊まる」
「だめだって」
「いいじゃーん」
「自分の部屋で寝ろ」
「何よ、ケチ」と膨れた私を一瞥し、
またオンラインゲームに集中し始めたお兄ちゃんに
「最近冷たいねー」と言ってみた。
「そっかなー」とパソコンに向かったお兄ちゃんからは素っ気無い声が返ってくる。
「そうだよ」
「気のせいじゃね?」
さっきから私の方を見ないでゲームばかりやっているお兄ちゃんに
だんだん腹が立ってくる。
私はベッドに座って、パジャマの上を脱ぎ始めた。
「おい、何やってんだよ」
「やろーよ」
「・・・着ろよ」
「やだ」
上着のボタンが全て外された時、
お兄ちゃんの部屋をノックする音が聞こえた。
慌てて、布団の中に隠れる。
お兄ちゃんも布団に入り、誤魔化した。