マイハニー
この帰り道で、ちょっとだけお兄ちゃんとの距離は縮まった感じ。
外ではよく喋るみたいだし、冗談も言う。
それなのに家に着いたら
いつものお兄ちゃんに戻ってしまった。
不思議に思って、一緒に2階に上がる時、聞いてみた。
「なんで家ではそんななの?」
「そんなって?」
「んー、笑わない」
「ああ、 うーん・・・それは、アレだよ、
オマエのママに遠慮もあるし」
「ママ?なんで?お兄ちゃんの担任だったんでしょ?」
「高校の時のな、ってかオマエだって親父と話す時
声、1オクターブ上がってんじゃん」
「だって小さい時からパパいなかったから、
どう接していいのかわかんないんだもん」
「普通にしてりゃいいんじゃね?」
普通かぁ。
その普通、がよくわからないんだけれど。
外ではよく喋るみたいだし、冗談も言う。
それなのに家に着いたら
いつものお兄ちゃんに戻ってしまった。
不思議に思って、一緒に2階に上がる時、聞いてみた。
「なんで家ではそんななの?」
「そんなって?」
「んー、笑わない」
「ああ、 うーん・・・それは、アレだよ、
オマエのママに遠慮もあるし」
「ママ?なんで?お兄ちゃんの担任だったんでしょ?」
「高校の時のな、ってかオマエだって親父と話す時
声、1オクターブ上がってんじゃん」
「だって小さい時からパパいなかったから、
どう接していいのかわかんないんだもん」
「普通にしてりゃいいんじゃね?」
普通かぁ。
その普通、がよくわからないんだけれど。