マイハニー
「ちょ、ちょっと早く閉じてよっっ!!!」


お兄ちゃんは「自然な行為なのになぁ」なんて雑誌を閉じ
私からコップを受け取り、ウーロン茶を口にした。


「でも・・・あの・・・それ、そんな大きいの・・・?」

「ちんちん?ま、こいつのはでけーよな・・・
普通はここまではでかくないんじゃん?あ、俺の見る?」

「い、いいよっ!! でもそれでも、もう少し小さいとしてもあんなの入ったら・・・痛いでしょ?」

「ま、俺は入れる方だからさ、よくわかんねーけど最初は痛いって言うよね。
 でも慣れたら気持ちよくなるでしょ。そーじゃなきゃ、人類繁栄しないって」

「怖い・・・」

「そか?気持ちいいよ。そのうちわかるって・・・んじゃ風呂入ってこよ。
 あ、あんまりDVDの棚とかいじらないよーに!」


とお兄ちゃんは悪戯っぽく笑って部屋から出て行った。
いじっちゃいけない棚?
きれいに並んだDVDの棚に近づいて、1本手に取ると・・・!!

わ・・・やらしーヤツだ・・・す、すごーい・・・

固まっていると、いきなりドアが開いて、
ニヤニヤしたお兄ちゃんがこっちを見ている。


「観たいんだったらどーぞ」
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