マイハニー
「お、俺・・・サヤのこと・・・」


とそのまま押し倒された。
後ろ手にワンピースのファスナーを下ろされ、
胸を鷲掴みにされる・・・痛い・・・
逃げ出したいけど、岡田くんの力は思った以上に強くて身動きできない。


「イ・・・イヤッ!」


スカートに手をかけようとした時、私はおもいきり力を込めて、
彼を押し、彼の下から逃げ出した。


「お・・・お兄ちゃん・・・・」

「やっぱタクミさんなのかよっ」


岡田くんがテーブルに置いてあったグラスを手で払いのけ
氷が溶けて薄くなったオレンジジュースがこぼれ、
グラスが割れ、破片が飛び散った。
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