私は悪魔に恋をした。

準備をし終えると、ハイヒールを履きながら


「私デート行くから!戻るまでに家から出てってよね!」


そう言うと、玄関を飛び出した。


帰ってからあの悪魔がいなくなっていることを願って…。


私は彼氏の待つ、待ち合わせの駅前へ急いだ。


最近の私たちは、いろいろとすれ違っていた。


お互いに仕事が忙しく、会うことも少なくなっていた。

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