私は悪魔に恋をした。

「最近疲れ溜まってて…今日は早めに寝たいんだ。」


そう言ってその場を逃れた。


「そっか、じゃあ仕方ないね。」


少し淋しそうに目を伏せる淳を見て、心の中で謝った。


そろそろ時間は22時を指そうとしていた。


時計を見た淳が、家まで送るよと言ってくれた。


私はその言葉に甘え、家まで送ってもらうことにした。

< 20 / 376 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop