私は悪魔に恋をした。

「そ。ただ、見えなくできるだけ。それよりさ…腹減った。」


ふーん。便利な体。と思っていると、シキがお腹すいたと言ってきた。


「それで?」


「飯、作ってくんねぇ?」


どうしてやろうかと思ったけど、本当にお腹がすいているのか、キュルキュルとシキのお腹が鳴った。


「しょーがないなぁ…」


私は冷蔵庫を開けると、野菜や肉を取り出し、シキに振る舞うため、料理をし始めた。

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