私は悪魔に恋をした。

でも、こんな気分の落ちた時に思い浮かぶのは、明るい曲なんかじゃなくて、口から出てくる言葉は私の目から涙を誘導する事になってしまった。


風呂を出てからはすぐにベッドへ潜り込んだ。


明日になったら大丈夫。


明日になったら、気持ちも変わってるはずだよ。


なんて思いながら…。


次の日は日曜日だった。


窓の隙間から入り込む白い朝日が眩しくて、私はゆっくりと目を開けた。

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