私は悪魔に恋をした。

「どうしたの?今日はやけに疲れてるわね。」


「うん。ちょっとねー…」


「あんま無理しないようにね?じゃっ、私はこれからデートだからぁ〜」


なんて言って上機嫌で会社を出て行く千絵。


「羨ましい…」


もういない千絵に向かって、ボソリと呟いた。

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