私は悪魔に恋をした。

しかも飯までちゃんと作ってくれるみたいだ。


「やりぃー!有美の作る飯うまいからな!」


そう言ってやると、有美は照れていた。


なんだ、可愛い所もあるじゃん。


…なんて本人には言わねぇけどな。


そして出来上がった料理を目の前にして、こう思った。


コイツ、単純だな。と。


そして、やっぱり有美の作る料理は美味かった。

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