アダルトチルドレン
それからは お店が暇なときに私は喜代さんに、

『今暇?逢いたいな〜』とか 『今度同伴しようね』とか 営業メールを送り続けた

もちろん 形的には私は喜代さんの「彼女」なのだから キスとか抱きしめられたりもされた


だけど、絶対一戦は越えなかった。


好きでもない人にそういう事されるの正直嫌だった


私がこんな気持ちなのも知らないで喜代さんがお店に来る回数は次第に増えていった

ただでさえ一回のチェックが3万くらいの高い店なのに多いときは週3のペースで通い続けてくれた



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