アダルトチルドレン
喜代さんの中では私は「彼女」だけど、
自分が喜代さんのことを本気で好きにならないようにの気持ちにブレーキをかけていた


私はお客さんの事なんか好きにならないよ


男はみんな家族が居るのに飲み屋で出逢った女の子を気に入ったらヤリたいと思うのだ


こういう商売をしていていい加減「オトコ」という生き物にうんざりなんだよ

どうせ喜代さんだってその中のひとりなんだ
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