学舎ハーレム
8
「幸せとは些細なことなのかもしれない。
例えば猛暑日の今日この頃。
水に浸かって涼むことができるのが幸せか…
いや、違う。
真の幸せとは…
この素晴らしい景色だ!!」
今日はプールの授業。
朝日が叫ぶ。
「絶景、絶景!」
幸大も言う。
「…ねぇ、朝日?」
朝日の後ろに忍び寄る影。
朝日と幸大はプールサイドギリギリからプールを軽く見下ろす位置にいたが…
ドボンッ、
「な!?
朝日が真知に変わった!?」
幸大が絶景に気をとられていた間の出来事だった。
「ブバァ゛!?
真知、何すん…」
「トリャァッ!」
ドボンッ、
「ゴベブバ!?」
真知が飛び込むと朝日が水の中に消えた。
「ア゛バァ!
ゲホッ!
水を飲んじまったじゃねぇか!」
朝日が真知に言う。
「なぁ、朝日。
今日プールに水が入れられてからプールに入った男子はお前だけだぞ?」
「と言うことは…
女子のだし汁!?」
「だし汁って言うなよ。」
幸大が突っ込む。
「何だか、このプールの水を全部飲めるかも!」
「…ふぅん?」
隣に立つ真知のひきつった笑い。
「ま、真知?」
ザバッ、
「宣言通りにさっさと飲みなさいよ。
ほら、早くしないと溺れるわよ?」
ゴボゴボ…
真知は朝日の頭を後ろから押さえ付けてプールに顔を沈める。
例えば猛暑日の今日この頃。
水に浸かって涼むことができるのが幸せか…
いや、違う。
真の幸せとは…
この素晴らしい景色だ!!」
今日はプールの授業。
朝日が叫ぶ。
「絶景、絶景!」
幸大も言う。
「…ねぇ、朝日?」
朝日の後ろに忍び寄る影。
朝日と幸大はプールサイドギリギリからプールを軽く見下ろす位置にいたが…
ドボンッ、
「な!?
朝日が真知に変わった!?」
幸大が絶景に気をとられていた間の出来事だった。
「ブバァ゛!?
真知、何すん…」
「トリャァッ!」
ドボンッ、
「ゴベブバ!?」
真知が飛び込むと朝日が水の中に消えた。
「ア゛バァ!
ゲホッ!
水を飲んじまったじゃねぇか!」
朝日が真知に言う。
「なぁ、朝日。
今日プールに水が入れられてからプールに入った男子はお前だけだぞ?」
「と言うことは…
女子のだし汁!?」
「だし汁って言うなよ。」
幸大が突っ込む。
「何だか、このプールの水を全部飲めるかも!」
「…ふぅん?」
隣に立つ真知のひきつった笑い。
「ま、真知?」
ザバッ、
「宣言通りにさっさと飲みなさいよ。
ほら、早くしないと溺れるわよ?」
ゴボゴボ…
真知は朝日の頭を後ろから押さえ付けてプールに顔を沈める。