学舎ハーレム
10
翌日





通学路

朝日、夕日とともに幸大は学校へ向かう。

「遅いですわよ、キザ幸大。」

麗美が待っていた。

「キザ?

俺が?」

「そうですの。」

「あの手札はたまたまで…」


「冗談ですの。

幸大、おはようですわ。」

「ああ…おはよう。」


「麗美ちゃん、おはよう。」

「麗美さん、おはようございます。


今日からまた一緒に通学できますね。」

夕日が言う。

「昨日のテレビでやってたけど投資者が現れたんだって?



…って、ええぇぇ!?」

朝日が驚く。

「何だよ、いきなり。」

幸大が言う。

「今、麗美ちゃんが幸大のことを呼び捨てにしたぞ!?」


「別に驚くことか?

ちなみに俺は夕日ちゃんも皐も睦月も何で俺を呼び捨てにしないのか気になるがな。」


「むしろ睦月が私だけを渚と呼び捨てにする方が気になるがな。」

渚が現れた。

「渚だから仕方ないんじゃない?」

瑠璃も現れた。

「朝日、幸大。

あ!

麗美、おひさー!」

真知が言う。

「幸大君、おはよー。」

「私もいるよ。」

皐と睦月も現れた。

「久々に全員集合だな。」

幸大が言う。
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