学舎ハーレム

時は経ち、


小学五年

ある日



「幸大、俺たち引っ越すかも知れないんだ。」

朝日が言う。

「どこに？」

「わかんないけど、幸大君とは簡単には会えないって…」


「何で!?」

「父さんは

サセンされた

って。」

「なんか、遠い所の会社に行かないといけないんだって。」

夕日が言う。

「会社…


だったら俺がなんとかする。」


「え？」

「朝日。

俺に任しとけ！」




これが、朝日の父親が幸大に恩を感じた瞬間。


朝日の父親は幸大の会社に移った。

この頃から一流のため今まで以上の給料をもらうほどだった。





そして…



中学



「最近、夕日ちゃんなんか元気ないな。」

「なんか女子同士の喧嘩らしいぜ？」


「ああ、嫉妬か？

夕日ちゃんってかなりかわいいからな。」

しばらくして


「最近、男子たちも加わってるらしい。」

「マジか!?」

「ああ。

しかも俺たちにバレないように。」


「幸大…なんとかならないか？」

「だったら、朝日。

俺の子分になれ。」

「え？」

「一生だ。

そしたら、夕日ちゃんを救うためにお前の力を借りれる。

良いか？

お前は俺の子分だ。」


「わかった！」