学舎ハーレム
翌日

学校、生徒指導室


「警察からは調書が届いてる。

警察は今回は全て君一人の行動だと言っている。

間違いないか?」


「はい。」


「そうか。

警察はあくまで法的裁きの話。

この判断は学校としての生徒指導だと思いなさい。」

「はい。」


「君は明日から一ヶ月、停学に処する。」






「幸大!」

また怒号。

「朝日、明日から頑張れよ?」

「お前はわざと…」

「バカか?」

「え?」

「俺たちが二人同時に停学になったら、しばらくして夕日ちゃんが通う時に二人ともいなかったら夕日ちゃんは誰が守るんだよ。」

「…それは」

「警察はなんとか金で抱き込んだし、

学校は金よりも俺への恨みが強いみたいだし他の生徒もきっと恨んでるから学校の処罰はおとなしく受ける。

じゃあ、一ヶ月後に。」



「…幸大。

サンキュー。」
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