学舎ハーレム
「幸大はどれだけ危ない目にあってますの?」
麗美が言う。
「…そうだな、誕生日パーティーで毒を盛られて参加者全員が倒れたとか…」
「一人を殺すために周囲の全員を巻き込むとは…」
渚が言う。
プルルル…
渚の携帯が鳴った。
「おじいさま?
もしもし、渚です。
…え?
はい、大丈夫です。
はい。
身代金なんか払わずとも…守ってくれる人がおります。
え?
なぜ名前を…
はい…はい。
わかりました。
幸大、君におじいさまから電話だ。」
「おじいさま?
もしもし?」
『久しぶり…というにはこの前あったのが最初だが…
覚えとるか?』
「…。
組長か?」
『正解じゃ。
学園におるそうじゃが…
大変なことになっとるのぉ?』
「大変なことって言うか面白いことって言うか…」
『渚はお前を信頼しとるようじゃが…』
「そう言えば、渚はあんたの孫なのか?」
『ああ。
知らんかったのか?』
「ああ。」
『とにかく、渚はお前がなんとかしてくれると思っとる。
…ワシの手下でも貸してやろうか?』
「いや、いい。
用事はそれだけか?」
『ふっ…
お主ならそう言うと思った。
用事は1つじゃ…』
「さっさと言え。」
『…渚を頼むぞ。』
「…くだらねぇ。
当たり前のことでイチイチ電話なんかすんな。」
『ふん…
若造が!!』
電話が切れた。
麗美が言う。
「…そうだな、誕生日パーティーで毒を盛られて参加者全員が倒れたとか…」
「一人を殺すために周囲の全員を巻き込むとは…」
渚が言う。
プルルル…
渚の携帯が鳴った。
「おじいさま?
もしもし、渚です。
…え?
はい、大丈夫です。
はい。
身代金なんか払わずとも…守ってくれる人がおります。
え?
なぜ名前を…
はい…はい。
わかりました。
幸大、君におじいさまから電話だ。」
「おじいさま?
もしもし?」
『久しぶり…というにはこの前あったのが最初だが…
覚えとるか?』
「…。
組長か?」
『正解じゃ。
学園におるそうじゃが…
大変なことになっとるのぉ?』
「大変なことって言うか面白いことって言うか…」
『渚はお前を信頼しとるようじゃが…』
「そう言えば、渚はあんたの孫なのか?」
『ああ。
知らんかったのか?』
「ああ。」
『とにかく、渚はお前がなんとかしてくれると思っとる。
…ワシの手下でも貸してやろうか?』
「いや、いい。
用事はそれだけか?」
『ふっ…
お主ならそう言うと思った。
用事は1つじゃ…』
「さっさと言え。」
『…渚を頼むぞ。』
「…くだらねぇ。
当たり前のことでイチイチ電話なんかすんな。」
『ふん…
若造が!!』
電話が切れた。