学舎ハーレム
「自分では何もしないし苦労も知らない俺に!!


お前がどれだけ苦労したかがわかると思うな!!」

幸大が言い切る。


「まぁ、堂々と言うことでは無いがな…」

朝日が言う。


「わかってもらおうとしたか、

ですか?


誰かにわかってほしいと言えば変わったんですか!?」

閖が声を荒げた。


「俺は親父が左遷されるのが…

この町から引っ越すのが嫌だったから

幸大に相談した。


幸大は見事に助けてくれたぜ?」


「私はお兄ちゃん経由でしたけど、

イジメを受けて、果ては男子から性的暴行をされそうになった時、

幸大さんは助けてくれました。」

「私たちもお父さんが困ってるって相談したし、誘拐されちゃったけど幸大君が助けてくれたよ?」

皐が言う。

「この前もヤクザに狙われてるって相談したら幸大君は助けてくれたし。」

睦月が言う。


「お父様の会社が倒産しそうだと言った時も遠回し気味でしたが幸大は助けてくれましたわ。」

麗美が言う。

「まぁ、私は何も相談はしていないが…」

「私もよ。」

渚と瑠璃が言う。

「私は朝日とのことを相談して、幸大はなんとかしてくれたし…」

真知が言う。

「私が相談したら助けてくれましたか?」

閖が言う。

「当たり前だ。」
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