学舎ハーレム
「麗美、何を勘違いしてるかは知らんが、

知らない奴のを見て何が楽しいんだ?」

幸大が言う。

「え?

でもお兄ちゃんも幸大さんも…本を見て…」


「本を見てその服のイメージを膨らませて、妄想の中で真知に着せるにきまってんじゃん。」

朝日が言う。

「確か…水着を最初に見たときにも言わなかったか?

お前らが着たのは見たいって。

そもそもお前ら以外が着たの見ても嬉しくもないし興奮もしないって。」

幸大が言う。


「「…。」」

女性陣が顔を赤くして硬直した。


「それに妄想の中なら真知がしおらしくなったりで現実よりも良いかも…」

その瞬間…


「ゴボ…ガバババ!?」

朝日が真知に水中ヘッドロック。


「てことは…

幸大君はあの本を直接使ったりはしてないの?」

皐が言う。

「ああ。

そもそも直接使うモノを学園に置きっぱにはしないだろ?」

「あの…幸大さんは私たちがそういうコスプレとかをした姿を想像して…」

夕日が言う。

「想像って言うか…妄想。」

「幸大さんは私たちとあのようなプレイをしたいと…

幸大さんに蔑みの目で…

少し…良いかも知れません…」


「閖が妄想の世界へ!?」
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