学舎ハーレム
放課後

帰り道



「そういうことだったんだ。」

睦月がプールでの話を聞いて言う。


「まぁ…その…コメントしづらいわね。」

瑠璃が言う。

「それならそうと言ってくれれば良いものを…」

渚が言う。

「いや…まさかそんなに信用が無いとは思わなかった。」

幸大が言う。

「まぁ…重要なところでは信頼してるわよ?」

瑠璃が言う。


「でも幸大はけっこう適当ですわ。」

麗美が言う。


「はぁ…

そうか…」



いつものメンバーでの帰り道。

それはこれからも見られる日常的な姿だった。
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