学舎ハーレム
「百均でも金持ち思考は消えないみたいだよ?」

夕日が指差す。




「確かに品揃えは良いが、しょせんは百円か。

もっと質の高いものでなければ使う気にならないな。

そもそもこの派手な色合い。

華やかさなどなく、ただ騒がしいだけだな。」

渚が瀬戸物を見ながら言う。


「そもそも商品の半分以上が中国製など…

外国に仕事を流すから日本の景気は悪くなるんですわ!

日本は人件費が高くともそれ以上の素晴らしい作品を作れるというのに…

まったく、日本のなんたるかをわかっていませんわね。」

麗美が言う。


「ハーフのあんたが何言ってんだか。


てか、全部百円ならいっそ店ごと買った方が早いわね。」

真知が言う。





「金持ち思考恐るべし…」


その後、

数件の店を回る。



「さて、庶民のお昼と言えば!」

朝日が指差した建物は有名なハンバーガーの店。

「ちなみにここも百円マ◯クと言う百円の食べ物がある。


ま、普通にたべるならセットの方が良いけどな。」






食後

「さ、お次はここだ!」

有名なアニメ専門店



「あ、これは見たことあります。」

閖が言う。

「これはなんですの?」

麗美がアニメに出てくるグッズを触る。
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