学舎ハーレム
5
翌日、朝
「はぁ…暑いな。
そろそろ夏か。」
幸大が言う。
「夏服は来月からですから一週間はこのままですよ。
幸大さんは男性なので上着を脱げますけど、妃学園はお嬢様ばかりなので簡単にブレザーを脱げないんです。」
「はぁ…幸大。
お前は暗いんだよ!
もっとポジティブに行こうぜ?」
朝日が言う。
「何だってんだ?」
「来週は夏服!
女子もブレザーを脱げば…
それに暑いから汗でさらにブラウスが…
ぐふふ…
しかも来週からは水泳が…
むふふ…」
「お兄ちゃん…なんか危ない…」
「あ…朝日、危ないぞ?」
「え?」
スパーンッ、
「あだっ!?」
朝日の頭が鞄で殴られる。
「あんた、今、変質者の顔だったわよ?」
「ま、真知!
俺が変質者ならお前は通り魔か!
後ろから殴りやがって!」
「前から良いの?」
真知が言う。
「良いわけあるか!」
「貴様は朝から騒がしいぞ、変質者。」
「渚先輩まで…」
「渚、おはよう。」
「ああ、おはよう。
それから、夕日君に真知君もおは…」
「だーれだ?」
渚の目が覆われ、皐の声がする。
「皐君?」
「ざんねーん!」
渚の目を塞いでいた睦月が言う。
「あ、声は私です。」
皐が言う。
「はぁ…暑いな。
そろそろ夏か。」
幸大が言う。
「夏服は来月からですから一週間はこのままですよ。
幸大さんは男性なので上着を脱げますけど、妃学園はお嬢様ばかりなので簡単にブレザーを脱げないんです。」
「はぁ…幸大。
お前は暗いんだよ!
もっとポジティブに行こうぜ?」
朝日が言う。
「何だってんだ?」
「来週は夏服!
女子もブレザーを脱げば…
それに暑いから汗でさらにブラウスが…
ぐふふ…
しかも来週からは水泳が…
むふふ…」
「お兄ちゃん…なんか危ない…」
「あ…朝日、危ないぞ?」
「え?」
スパーンッ、
「あだっ!?」
朝日の頭が鞄で殴られる。
「あんた、今、変質者の顔だったわよ?」
「ま、真知!
俺が変質者ならお前は通り魔か!
後ろから殴りやがって!」
「前から良いの?」
真知が言う。
「良いわけあるか!」
「貴様は朝から騒がしいぞ、変質者。」
「渚先輩まで…」
「渚、おはよう。」
「ああ、おはよう。
それから、夕日君に真知君もおは…」
「だーれだ?」
渚の目が覆われ、皐の声がする。
「皐君?」
「ざんねーん!」
渚の目を塞いでいた睦月が言う。
「あ、声は私です。」
皐が言う。