学舎ハーレム
「…で、どうするのよ?」

真知が言う。

皆は沈黙。


「一番リスクが少なくて確実性のあるモノは、


朝日を金持ちな社長にすることだ。」

幸大が言う。


「そのようなことが君にできるのか?」

渚が言う。

「ああ、できないことは今からは決して言わない。



俺の持つ会社の一つを朝日にやれば良い。


まぁ、会社の条件としては将来性があって、尚且つ真知の会社よりも格の高い会社がベストだな。


真知の会社のランクは…

って、何て言う名前だ?」

「グロリアスとか言う名前だったと思うけど?」


「ちょっと待ってな。


もしもし?」

幸大が電話を掛ける。

「あのさ、グロリアスとか言う会社調べて。


…。

あった?

そう。

あのさ、会社のランクは?

Dの−?

中小のA?

わかった。

じゃあさ、俺の会社でそのランクより上で+判定の会社を探して。


ああ。

その中ですぐに社長を変更できるのはいくつある?

87?

わかった。

じゃ、助かった。」

幸大が電話をしまう。

「大企業のD−か…」

「どういう意味?」

「大企業のランクはAからDまで。

ちなみにEは倒産がほぼ確実な大企業を表す。

んで、+は黒字の会社。

−は赤字の会社。」
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