優秀な専属執事と優しいお嬢様
自分の夢を考えていると零人が執事になった理由をきこうとしていると零人が目を伏せていてカップに紅茶をいれなおしていた。
「私は何よりも父に憧れていましたから母と駆け落ちだなんてマネは世間では認められない関係ですが華やかな生活を捨ててまでのことです。
柚香様を忘れないでいつも離れていても一度でも忘れていた日はないくらい思い続けていて恋と気づいていなかったのかもしれませんね。
もともと人のお世話は大好きですから柚香様と出会わなければなかった感情ですから私は柚香様に出会えて本当に良かったと思っています。
執事としても男としても専属になれてあなたにふさわしい男にはまだ程遠いですが私は旦那様にもおっしゃったことよりも柚香様の方が大切です」
昔から夢があったフランスで服の勉強をするために留学したいとでもそれは彼と離れることまだまだ夢は決まらないままだった。


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