優秀な専属執事と優しいお嬢様
柚香は今まで気になっていたことを素直にきいてみようと零人は何もいわないまま前を見ていたが柚香は沈黙にたえられなかった。
『そういえば執事ってランク分けされているらしいけどバッジによって優遇も違うのか知らないんだけどSってそんなに偉いの?』
「それは執事でも中々取得できませんから百人に一人取れるか取れないかの代物ですから山中さんはAランクですがSは本当に難しいんです。
私はとにかく努力をしていましたから柚香様の執事になると幼い頃の子どもの口約束ですが私は頑張り続けていて良かったです。
バッジも色が違っていて私のは薄いブルーのかかったゴールドバッジですがAからはシルバーになっていまして私のとは違うんです。
こんな私ですがこれからも迷惑なのは百も承知ですが私は柚香様の執事として私は柚香様のおそばを離れたくはないことを忘れないでください」
ひざまづいて手の甲にキスを忠誠心を見せていたがSランク執事は大きめな部屋を用意されていて零人が血の滲むような努力をしてきていた。
それがわかると零人があまりにも色々なことを我慢していてカラオケやゲームセンターを最近知っていて(しかも行ったことない)無知である。


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