優秀な専属執事と優しいお嬢様
二人は勉強の日々で毎日一緒にいる時間帯以外はずっと一緒にいなかったが仲良しな二人なのであまり心配はしていなかった。
「明日から日本を離れると思うと私たちはお互い離れて生活するなんてあまりなかったのでなんというか想像がつかないのでございます。
私はイギリスの執事学校にいますが携帯の使用はあまり特別な事情以外で使えませんからたまに連絡をするという形でよろしいですか?」
『それは構わないけどイギリスへ行くの明日なんてきいてないからしかも同じ日なんてこんな偶然あるってことが想像がつかないのよ』
日本をもうすぐお互いの夢のために離れて生活をすることを決意していたが遠恋をしてお互いがどう成長するか楽しみにしていた。
執事学校には何回でも入学できるシステムだが卒業している人が再入学するのは5月から6月にかけてという決まりがイギリスにはある。
だから零人は国の風習を守るためにイギリスへ行くようなものだが柚香はそれを知らないのでもうすぐイギリスとフランスへ行くのだった。


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