優秀な専属執事と優しいお嬢様
次の日約束の時間に部屋へ行くと零人がすでに椅子とテーブルにはスコーンがあって紅茶をいれていてこっちに気がついた 。
「私の部屋にあなたが入るのは初めてでしたが私はあまり必要な物以外は片付ける主義で普段はあまり荷物もないんですよ 。
それでは私の過去の話から始めますけど私の祖父は執事長を務めていてそこで仕えていたお嬢様と恋をして私の父ができたのです。
二人ともその家から追放されて行く当てのなかった祖父が出会ったのはあなたのおじいさまでそれから星川家に入り母と出会い結婚しました。
それから私が生まれてから父が執事として私を育てるためによく歳の近い柚香様にお会いするようになって私があなたを守ると躾られました」
話しはじめてから彼はまだ何かいうことがあるようで目を伏せていて紅茶を口にしながらまだ話しはじめました。



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