優秀な専属執事と優しいお嬢様
零人が前よりおとなびていて屋敷に戻るとすぐにバッグとスーツケースを片手に部屋まで運んでいて相変わらず私物が少なかった。
「旦那様にご挨拶をしなくては書斎にいるはずなので(自室より書斎で本を読む人なので)今から挨拶をしに行きますのでここにいてください」
『お父様なら昨日から海外に仕事に行っているけど来週帰るから零人さんによろしく伝えてくれって本当に何もきいてないのね』
その後零人は過労と精神的ストレスにより三日間寝込むのだがまさかイギリスで受けていた心の傷が原因だということは知らなかった。


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