優秀な専属執事と優しいお嬢様
零人が紅茶をいれてからいつもの執務服でさっきまで外にいて服装もラフなのですぐに安眠効果のあるハーブティーをいれて柚香の部屋をノックして入っていた。
「あなたは上着も着ないで外に出て熱が出やすい寒い時期なんですから風邪をひかれては私が心配をしまいますよ。
今日は遅くまでかかってしまい心配をかけてしまいましたがところで私に何かご用ですか？」
『私は最近零人さんを怒らせてばかりだけど私は貴方が好きだからそれは紛れもなくてプレゼントだって買っても渡せなかったの」
「あなたはいつもそうだから会社でも留学先でも失敗ばかりすることにいい加減気がついたらいかがですか？
私も少々大人げなかったですし柚香様には私としたことが誕生日と記念日２つで大きな代償でしたよ』
『プレゼント渡そうと思っていたけど誕生日過ぎているし渡すの恥ずかしかったからそれに忘れていたなんていえるわけないよ』
「いっても私は怒りませんがはっきり忘れていたなら素直におっしゃられれば私も数日間くらい待てるのにあなたは何も言わなかったじゃないですか」
こんなことになるならはやめに言うべきだった｡

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