優秀な専属執事と優しいお嬢様
ここに何しに来ていたのかを訪ねると本来の目的は零人にお祝いを渡すことだった。
「彼には内緒にしていたんだがハンカチと懐中時計にしようと思っている。
両親の形見はイギリスで壊れていたらしく修理もできなかったそうだ」
『私はネクタイとネクタイピンを買おうかな。
零人さんってどっちに似ているんですか?』
「零人は娘によく似ているんだ」
それから別行動をすることにしていた。


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