優秀な専属執事と優しいお嬢様
それから適当に会話をしてから別れていた。
『零人さんって何で施設にいたの?』
「私はあまり祖父をよく知らなかったので私が中学3年生の時に一緒に暮らすことにしました。
やりたいことがあると告げてからも援助や自由にさせてくれましたが礼儀や作法には厳しい人でした。
それでも祖父は私を今でも初孫で一人娘の子だからでもなく私を信じていて可愛がっていますからそんな祖父だから今があるんです。
私は祖父を尊敬しています」
零人がおじいちゃん子なのは知っていたが相当なようだ。
たしかに自由にしていてやることは自分自身で考えていく環境を作っているのは教育方針奈のかもしれない。


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