優秀な専属執事と優しいお嬢様
面接当日になってから質問に答えていた。
「星川さんは海外留学やしかもかなり有名な製菓メーカーのFAILY WORLDの星川社長のご令嬢で風麗高等学校を卒業していますね。
なぜ父親の会社に入ろうと思わなかったのですか?」
『私は父の娘であっていつかは会社を継ぐかもしれません。
今は自分の力で仕事をしていきたいと考えています。
私はあまり苦労をしていません。
それでも今この会社に勤めていきたいと思います』
それから二週間後二次面接に行くことになっていて合格通知が届くのは3月に入っていた時だった。


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