優秀な専属執事と優しいお嬢様

零人が柚香を好きになったわけ

零人が家に戻っていた。
「春山さんお帰りなさい。
今日はお休みだったはずじゃないですか?」
「色々あって部屋で話すんだよ。
お茶とかは自分で用意できるよ」
そうしていてお茶とお菓子を用意していてやって来ていた。
「さて柚香を好きになった話だよな」
今から7年前の話である。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

その時零人は21歳で柚香は13歳だった。
「柚香様もうそろそろ起きる時間ですよ。
はやく起きませんとこの前赤点をとっていて危険な答案を旦那様にお見せしますよ」
『起きるからやめてまったく赤点なんて誰でもとるでしょ?
まったく人のことをバカにして来週再試だから勉強教えてね』
「普段から勉強をなさらないから13点と5点なんてとるんですよ。
現代文と数学で赤点なんてまったく旦那様にばれたら私も怒られるのですよ」
その時柚香は赤点ばかりとっていた。
そのため深夜まで勉強をしていた。


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