優秀な専属執事と優しいお嬢様
空き教室に来るようにといったので柚香は行くと彼女と向き合うことになるなんてまさか初めてのライバルだなんて考えられなかった。
「私が何をいいたいかわからないかもしれないけどたしかに私が零人をいじめていたのは本当だし彼が嫌いなわけではなかったわ。
零人が竜二さん（零人の祖父）に連れられて家を出てから私が彼を好きだったって初めてわかったけど時間をかけて見つけたらあんたがいたわ」
彼とはもう出会って長いから彼女が家に来たわけではなくおそらく遠くから見つめていた可能性が高いがたしかに必要以上にそばにいる零人。
いつもそばにいるから気がつかなかったけど彼は眉目秀麗で文武両道誰かが好きになってもおかしくはないしそれに仕事もできる。
『私が彼をクビにしないかぎり私は零人さんが大好きだから離れるつもりはないことを忘れないでそれに私は彼を信じているわ』
初めてのライバル柚香は初めて彼を他にも好きな人がいることを知ってまだまだこれからも零人といる気持ちを更に強くさせていた。



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